雨に落雷と大気が不安定になった4日、三条では最高気温が29.8度と30度に届かず、猛暑日を含めて8月15日から続いていた真夏日は連続20日間でようやくストップした。
天気は曇りで時々、雨が降った。雨量を記録したのは、午前10時からの1時間に1.5ミリだけ。この雨が打ち水代わりとなって気温を下げた。29.8度を記録したのは午前9時8分で、正午は26.5度に下がった。明け方の最低気温は21.8度で、8月10日の20.9度以来25日ぶりの涼しい朝になった。
ようやく厳しい残暑が一服。午後から26度の前後の気温になると、前日までの猛暑とは比べものにならない涼しさだった。緑から黄金色に変わりつつある田んぼも、探せば部分的にわせを収穫したところがある。田んぼにはイネの切り株が整然と並び、体感でも視覚でも一気に秋が前に進んだ印象だった。
しかしこの涼しさも1日限りのようで、予報では翌5日の新潟の最高気温は32度。その後もしばらくは30度以上の予報で、まだまだ残暑との戦いは終わらない。