10日、首相官邸で行われた平成24年度防災功労者内閣総理大臣表彰で、三条市消防団(長谷川作雄団長)は平成23年7月新潟・福島豪雨豪雨に伴う昨年の7.29水害での防災活動の功績が認められ、表彰された。
「防災の日」、「防災週間」にあわせて災害時の人命救助や被害の拡大防止、平時の防災思想の普及や防災体制の整備の功績が顕著だった団体と個人を表彰しており、ことしは3個人、141団体を表彰した。
野田首相は東日本大震災にふれ、「想定を超える災害に備え、その被害を軽減するためには政府の取組みに加え、国民の皆様ひとりひとりの心構え、準備、関係機関と地域の方々との連携が極めて重要」※1と述べた。
三条市消防団の功績は、7.29豪雨水害で3日間にわたり延べ2,161人が出動して水防活動を行い、住民の避難誘導、人命救助活動などを行い、人命の安全確保と軽減に多大な貢献をした。
三条市消防団と同じ平成23年7月新潟・福島豪雨豪雨の関連ではほかに十日町市消防団と魚沼市消防団が表彰された。
また、一昨年から三条市防災対策総合アドバイザーの群馬大学大学院・片田敏孝教授が個人として「防災思想の普及」で表彰された。