燕市子ども体験活動支援センター「風の子クラブ」は8日夜、市内でナイトウオークを行う計画だったが、雨に降られて途中で中止し、花火だけ楽しんだ。
「風の子くらぶ」は、半年のサイクルで3年生以上の小学生から参加登録してもらい、燕市総合文化センターを拠点に毎月さまざまな体験活動を行っている。今回は燕市総合文化センターを出発点に、あちこちに進路を示す指示を設置し、それにしたがって燕東小学校方面へ歩くナイトウオークを計画した。
19人が参加して4班に分かれ、午後5時半から5分間隔で各班がスタートしたが、間もなく遠雷が次々と光って夕立のように突然、激しく雨が降り始めたため、中止。最後に行う予定だった花火だけ、大曲地内の県央大橋下で行った。
橋の下なので、雨が降っても関係なし。6月にもここで花火を行っており、子どもたちは花火セットから好きな花火を選んで遊んだ。雨が降ったとはいえ、じっとしても汗ばむ蒸し暑さ。秋の虫の声が耳に届き、暦の上ではとっくに終わった夏を惜しむように、子どもたちは花火の光を見詰めていた。花火が終わるころには、すっかり雨もあがっていた。今回のメンバーは9月末に行う次回が最終回でお別れ会を行う。