三条市では、地産地消で積極的に地場食材を使用する店を「地産地消推進店」として認定し、その証しを店舗で表示してもらおうと認定証のプレートを提供しているが、三条産農産物に張って三条産の目印とする「Bon Appetit(ボナペティ)!! SANJO」のラベルシールを作製した。
縦2センチ、横3センチの長方形とだ円形の2種類で、プレートのデザインをそのまま使った。「Bon Appetit !! SANJO」はフランス語で「三条を召しあがれ」の意味。三条市がJAや直売所、スーパーや青果店などに無料でラベルシールを配布し、三条産農産物に張ってもらっている。これまで25事業所に配布し、すでに8月下旬からこのシールを張った生産物が店舗に並んでいる。
シールは三条市のイベント参加などでポイントがたまる健幸マイレージ制度「いっしょに行こってスタンプラリー」のポイントに利用でき、シール1枚をスタンプ1個と換算。シール10枚1口でも応募できる。スタンプラリーは12月末応募締め切りで、提出のなかから150人に賞品をプレゼントする。
認定証のプレートはすでに100店舗以上が受け、市民にも定着しつつある。11日の記者会見で国定勇人三条市長は、「食の安全性も含めて選択の一助としていただければありがたい」、「そんな楽しみごとも含めながら三条産の農産物を積極的にご購入いただければ」と三条産農産物の購入に期待した。ラベルシールに関する問い合わせは農林課地産地消推進室(電話:0256-34-5511、内線704)。