総務省消防庁と内閣官房は12日の午前10時00分ころと10時30分ころの2回、全国時現瞬時警報システム(J-ALERT)の全国一斉訓練が行われる。
三条市や燕市では、これにあわせて防災行政無線の放送が行われる。三条市では「これは、試験放送です。」を3回繰り返したあと、「こちらは、広報三条市役所です。」、防災行政無線チャイムと続く。燕市でも「これは試験放送です」を3回繰り返したあと、「こちらは防災燕市です」とチャイムを放送する。これ以外でも全国的にさまざまな情報伝達手段による試験が行われる。
J-ALERTは、消防庁が整備した全国瞬時警報システムで、津波や地震など対処に時間的余裕のない事態が発生した場合に、通信衛星(地域衛星通信ネットワーク)を使って国(消防庁)から情報を送信し、市町村の同報系防災行政無線を自動起動するなどして、住民に緊急情報を瞬時に伝達することができる。国による情報覚知から住民への伝達まで、時間的なロスを最小限にすることができる。