三条まちあるき連絡協議会(岡村直道会長)は、この秋も「燕三条ものづくりの心に出会う『まちあるき』」を行う。「燕三条」の日常を地元の住民や職人がナビゲーターとなって歩くもので、22日から11月18日までに過去最多の25コース29回を設定し、参加申し込みを受け付けている。
春と秋の年2回行っており、今回で6回目。「ものづくりの心」を共通コンセプトに、燕三条エリアを巡り、その魅力を肌で感じ、発見してもらおうと、燕三条の魅力を伝えたいというナビゲーターたちが趣向を凝らしたコースを設定している。
今回はこれまで人気のコースに、新しく燕市の吉田エリアが加わったり、同じ開催エリアでも主催団体やナビゲーターが変わり新しい視点となったコース、体験のみのコースも新たに設定。「上越新幹線30周年記念特別企画 JR燕三条駅見学ツアー&蒔絵体験教室」などJR東日本との連携によるあコースも登場した。
さらに、9月29、30日は「燕三条カレー産業博併設まちあるき」、10月7日「三条仏壇の技と大谷地和紙にふれる」、10月21日「弥彦線の車窓から」、9月22日と10月13日の「三条城址めぐり」、10月の「巨匠 石川雲蝶」をテーマにしたコースなど盛りだくさんだ。
また、今回は開催時期によって受け付けを前期と後期の2期に分け、前期は10月20日まで開催分を9月7日から受け付け、後期は10月21日以降の開催分を10月1日から受け付ける。
前期は、22日の「地蔵堂まちあるき散歩」、「有願の里 新飯田円通庵〜あきクイーン編」でスタートする。
7日から始まった前期の受け付けでは、燕三条エリアを中心に新潟、柏崎、加茂など県内、関東など県外からの申し込みもあり、12日現在で「吉田のまちなみ巡り〜レンガづくりと町屋づくりの歴史的建造物〜」が15人の定員に達した。「三条仏壇の技と美に触れる漆仕上げの木製カトラリー蒔絵体験」のカトラリー(5人)が定員に達し、同コースの箸置きは余裕あり。定員に達したコースは、キャンセル待ちの受け付けとなる。
定員のあるコースは定員になりしだい締め切るので早い者勝ち。申し込みや問い合わせは、燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」(電話:0256-34-7310・午前10時から午後5まで)へ。公式サイトでは、各コースの詳しい内容や実施状況を確認でき、無料で会員登録すればいつでも申し込める。