12日の三条は最高気温29.6度で真夏日にはならなかったものの、残暑が続いた。
明け方の最低気温は20.4度で、抜けるような青空が広がって新涼を感じさせるさわやかな朝だった。ぐんぐん気温が上がったが、昼前から雲が広がって日が陰ることが増え、気温の割には過ごしやすかった。
稲刈りが最盛期を迎えている。三条市下田地区の島潟地内では3時休みというわけか、付近で稲刈りをしていた農家の4人が集まり、道端で話し込んで休憩していた。編み笠をかかぶり、もんぺや腕カバーがユニホーム。毎日、一緒に休憩しているわけではなく、「時々、集まって雑談してんだ」。
近くの早い家では8月末から稲刈りを始めたと言う。20日ころには収穫が終わる見込みだが、雨が降ると収穫できないので「天気しだいらね」。ひとりが立ち上がると次々と黄金色の田んぼに戻ってコンバインを運転していた。