燕市吉田地区の福祉関連団体が一堂に集う年に一度の「よしだ健康福祉ボランティアまつり」が15日、燕市吉田産業会館で開かれた。厳しい残暑に見舞われたが、会場もそれに負けない大入りの熱い盛り上がりだった。
吉田地区の福祉や健康、ボランティアなどの活動をする団体が一堂に集結。吉田産業会館のほとんどのスペースを使ってブースを設け、活動の紹介、物品や飲食物の販売、体験コーナーなどを行った。
ステージでは子どもボランティア体験発表から、キッズダンスや車いすダンスの発表、マジック、合唱などのアトラクションを次々と繰り広げた。人気はことしももちつき大会。猛暑に不似合いなもちつきだが、つきたてのもちをあんこやきな粉をつけて振る舞うと、炎天下に長い行列ができた。
市のイベント助成金は昨年度ですでに打ち切られているが、ことしは積立金を取り崩して経費に充てた。予算が足りない分は参加団体が知恵や力を出し合って、昨年までと変わらない規模で開いた。その熱意にこたえるように大勢が来場し、昼過ぎまで駐車場の満杯状態が続く盛況だった。