加茂JCが22、23日と加茂市・青海神社周辺でAKARIBA 2012、22日は「あかりの結婚式を祝う日」であかりの結婚式と花嫁行列、23日は「あかりを楽しむ日」とさまざまなあかり (2012.9.22)

加茂青年会議所所（高取成基理事長）は22、23の2日間、加茂市・青海神社周辺を会場に「北越の小京都加茂を彩るあかりの祭典　AKARIBA（あかりば）2012」を開き、22日は「あかりの結婚式を祝う日」として昨年に続いて青海神社であかりの結婚式と花嫁行列、23日は「あかりを楽しむ日」として加茂山とその周辺で点灯されるさまざまなあかりを楽しんでもらう。

2日間とも午後2時から9時まで開く。ことしはあかりの設置場所を加茂山から加茂川、商店街、加茂駅にも広げ、加茂山へ向かう道中から来場者をあかりで出迎える。

23日午後4時から鳥居周辺で小京都戦士「カモニンジャ椿ショー」、2日間とも午後2時から6時まで公民館政策室であかりの制作体験、6時20分から8時まで青海神社神楽殿で市民芸能の和楽演奏もある。

ハイライトは昨年、初めて行って大好評だった、あかりの結婚式。午後4時45分に清雲亭山重から花嫁行列が出発。車両通行止めにした商店街を仲町、本町、宮大門と進み、5時に宮大門特設会場で新郎との「出会い」。開会あいさつ、新郎新婦紹介を行い、ここから穀町、駅前、宮大門、青海神社赤鳥居へと進む。

5時半から赤鳥居石畳会場で「祝い」。園児が「おめでとうの歌」、稚児が「祝いの舞」を披露。6時半から青海神社拝殿で結婚の儀、青海神社から野外ステージへ向かい、7時半から野外ステージで「誓いのキャンドル点火」を行い、青海神社石段から池之端、宮大門と進み、8時半から宮大門特設会場で終了あいさつを行って終わる。

今回、あかり結婚式の新郎新婦に公募で選ばれたのは、すでに6月に入籍した三条市本町6、刃物職人渡辺真一さん(40)、三条市職員真理子さん(29)夫婦。真一さんは長岡工業高校専門学校を卒業して家業の渡辺刃物を継ぐ六代目。真理子さんは秋田県にかほ市出身で岩手大学を卒業、新潟市の食品卸会社に勤務後、今春から三条市職員に。

昨年1月に共通の友だちを通じて知り合い、付き合いを始めたのは昨年5月。来年1月に新婚旅行へ行く計画。結婚式は予定していなかったが、AKARIBAに応募して合格した。真理子さんは、「秋田や東京の親せきや遠くから友だちがたくさん来てくれます。AKARIBAで結婚式をしてもらえるようになって本当に良かったと思っています」と話している。

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