第2回ロボコンジャパンカップ本大会に予選会を勝ち抜いた個人戦62人、団体戦12チームが出場して頂点を競う (2012.9.24)

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小学生がキットからロボットを作るアイデアやロボットを操作する技術、作戦を競う第2回ロボコンジャパンカップの本大会が23日、三条商工会議所で開かれ、個人戦62人、団体戦12チームが出場して頂点を競った。

23日、三条商工会議所で行われた第2回ロボコンジャパンカップ本大会
23日、三条商工会議所で行われた第2回ロボコンジャパンカップ本大会

燕三条青年会議所主催で2006年から毎年開かれている「ロボコンチャレンジカップ」を昨年から燕三条JCのOBと現役を会員とする特定非営利活動法人ロボコンジャパン(丸山光博理事長)が主催し、「ロボコンジャパンカップ」と名称も変えてスタートした。

市販の有線のコントローラーで操作するロボットのキットを作り、自分で作ったロボットで設定されたフィールドで競技するもの。小学校3年生以上を対象に燕三条と新潟、長岡の3会場でキットを作る教室を開いたあと、それぞれ予選会を開き、勝ち抜いた選手がこの日の本大会に出場した。

 表彰式で優勝のセレモニー
表彰式で優勝のセレモニー

フィールドは壁を隔てて半分ずつの陣地に分かれ、各陣地に20個ずつピンポン球を入れてスタート。陣地のわきに相手の陣地へピンポン球を流し入れるための滑り台のようなスロープがあり、自陣のピンポン球をロボットのバケットに載せて運び、相手の陣地に入れて競技時間終了時に自陣のピンポン球が少なかった方が勝者。団体戦は3人編成で、2つのフィールドを合わせた大きさなフィールドにいっせいに3人でプレーし、同じ要領で競技した。

タイムレースではなく、1対1の競技なので、いやでも白熱する。勝って飛び上がる子もいれば、負けて目に涙をためる子も。保護者も「落ち着け!」、「下がれって!」、「焦んな!」と子ども以上にエキサイトする場面もたびたびあり、親子で競技に夢中だった。

左から個人準優勝の鹿田君、優勝の高野君、3位と燕市長賞の大橋君
左から個人準優勝の鹿田君、優勝の高野君、3位と燕市長賞の大橋君

個人戦は予選リーグ、決勝トーナメント方式、団体戦はトーナメントで競って3位以上を表彰したほか、ロボット製作のアイデアにより特別賞とし燕市長賞と三条市長賞を決めて表彰した。3位以上と特別賞は次の通り。敬称略。

■個人戦

  • 優勝=高野新士(長岡市・黒条小5年)
  • 準優勝=鹿田塁(三条市・一ノ木戸小3年)
  • 3位=大橋勇紀(燕市・燕西小)

■団体戦

  • 優勝=チームSKH(長岡)
    • 徳江亘樹(長岡市・希望が丘小5年)
    • 高野新士(長岡市・黒条小5年)
    • 佐藤ひろ己(長岡市・与板小6年)
  • 準優勝=チーム最速(新潟)
    • 坂詰遼(新潟市・桃山小4年)
    • 居城夏生(新潟市・紫竹山小6年)
    • 中山拓海(新潟市・根岸小6年)
  • 3位=エジソンC(長岡)
    • 佐藤飛真(長岡市・黒条小3年)
    • 翠川藍葵(南魚沼市・上関小3年)
    • 片桐将圭(長岡市・与板小6年)

■特別賞

  • 燕市長賞=大橋勇紀(燕市・燕西小)
  • 三条市長賞=徳江亘樹(長岡市・希望が丘小5年)
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