三条市の産業イベント「越後三条鍛冶まつり'12」が三条マルシェと同時開催、雨で来場者は8,000人にとどまるも三条のものづくりの原点「鍛冶」を体感 (2012.9.25)

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三条市の産業イベント「越後三条鍛冶まつり'12」が23日、三条マルシェ〜ごった市@ホコテンと同時開催され、あいにくの雨で来場者は昨年より1万2,000人少ない8,000人(主催者発表)にとどまったものの、会場を訪れた人たちは三条のものづくりの原点「鍛冶」に関連したイベントをじっくりと楽しんだ。

 23日開かれた「越後三条鍛冶まつり'12」の鍛冶体験
23日開かれた「越後三条鍛冶まつり'12」の鍛冶体験

三条鍛冶道場と周辺特設会場で開かれた。越後三条鍛冶集団技術展、高級打刃物や作業工具や家庭雑貨の展示即売、刃物研ぎ直し・お手入れ相談、にいがた県央マイスター・ワークショップ、鍛冶体験、兵庫県三木市や新潟県央工業高校も出展してモノづくり体験など数多くのイベントが行われた。

越後三条鍛冶集団技術展は、越後三条鍛冶集団(小林由夫会長・25事業所)が6月に三条商工会議所で開いた見本市で、包丁やのみ、はさみ、くわ、なた、のこぎり、かんななど、会員事業所それぞれの技術と製品を一堂に紹介したもの。

新たに鍛冶まつりに組み込んだ鍛冶技術展
新たに鍛冶まつりに組み込んだ鍛冶技術展
県央マイスターによる彫金の体験コーナー
県央マイスターによる彫金の体験コーナー

前日の「日本鍛冶学会」にも参加した千葉県からの来場者は、鍛冶学会では鍛冶産業の悲観的な話もあったが、鍛冶まつりで実際の製品を目の当たりにして「存在感のすごさや大きさがわかり、正直、救われた」と目を輝かせ、「パワーが息づいている。皆さん元気ですね」と、まったく逆のイメージを肌で感じていた。

開会式で越後三条鍛冶まつり実行委員会の相田聡実行委員長は、6回目のことしは「技術展」を新たに鍛冶まつりに組み込み、生産者と金物卸などが主体となるように実行委員会を見直し、目的が明確になるよう軌道修正したことを話し、開催から10年の節目となる5年後の鍛冶まつりでは、来場者10万人を目指す新たな目標を掲げたと話し、意欲を示した。

 雨でさすがの三条マルシェも人出が少ない
雨でさすがの三条マルシェも人出が少ない

さらに、今回は出店者のツイッターなどを見て、京都など県外から初めて三条を訪れた人もあったと言う。前日の日本鍛冶学会の開催とあわせて、何かが動き出したと感じさせるような2日間となったようだ。


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