三条市本町2、酒場カンテツ(関本秀次郎店主)で10月13日午後8時から「アズラー・ナイト(AZURER night)」が開かれ、アズキをひげに見立てたファッション「アズラー」の仕掛け人でアーティストの境貴雄さんを招いてパーティーと境さん制作のアズキに模したひげの展示やそれを装着した撮影を行う。
境さんは東京芸術大学大学院デザイン専攻を修了。在学中から和菓子やアズキを媒体とした作品を発表。アズラーについて境さんは、「日本を中心に世界で流行している、小豆を顔に付けて『ひげ』に見立てた最先端ファッション」で、「日本のアズラー人口は推定172万人と言われ、世界中でもアズラーが急速に広まっています」とのこと。アズキのひげをつけたポートレートをアーカイブとして残す活動を続けている。
そんな人を食ったようなアート活動を続ける境さんを数年前にネット上で発見した関本店主。「なんだこいつ!」、「どういうこと!」と仰天。「発想がすごい。芸大卒のおとなが真剣にやっていることのおもしろさ」に一目ぼれで、酒場カンテツをオープンした一昨年から境さんに出張オファーし、念願かなってようやく実現する。
境さんは大学の講師も務めているようで、境さんとしてもクラブイベント的なものに参加することはあっても、自身がメーンとなるイベントはあまりないらしい。新潟県へは初上陸となる。
翌14日に三条市で開かれる三条マルシェにも参加し、アズラー撮影会を開催予定。「地元のクラフトマンやものづくりに携わっている人にも、アズラーをやり抜いている世界観を味わってほしい」と来場を呼びかけている。アズラー・ナイトはチャージ1,000円でワンドリンク付き。問い合わせは酒場カンテツ(電話:090-298-7438)へ。