三条市では10月13日午後1時半から三条市中央公民館でそれぞれの「わたしの防災力」を考えてもらう「わたしの防災力ノート・セミナー〜防災力を身につけよう〜」を開くので、小学生までの子どもをもつ保護者を対象に受講者を募集している。
講師は神奈川県横浜市・男女共同参画センター横浜北の常光明子事業課長。横浜市男女共同参画推進協会と横浜市市民局では小冊子「YOKOHAMA わたしの防災力ノート」を作成している。阪神・淡路大震災の体験に学び、実際に震災を経験した女性たちの声を元に災害時の不安や課題を整理し、女性の視点から防災をとらえ直して地域に住むだれもが「安心できるまちと暮らしづくり」のために大切にしたいことをまとめてある。
常光事業課長は、実際に横浜市で出前講座をしている。防災力ノートには、自分の防災力をチェックできる「わたしの防災力シートナビ」や災害発生時の緊急連絡先、避難場所、わが家の安心チェック、防災必需品などの記入欄がある。このノートを使って一人ひとりが「わたしの防災力」を考えるきっかけにしてもらう。2時間で終わる。
防災というと男性が主役になりがちだが、女性からも防災について考え、備えてもらおうと、男女共同参画セミナーとして企画した。水か湯を注ぐだけで食べられる非常食になるご飯「アルファ米」の試食も行う。
保育ルームも設置し、生後6カ月から小学校2年生までを対象におやつ代込み1人200円で保育するので、利用したい人は10月4日までに申し込む。セミナーの受講は無料。受講したい人は住所、氏名、電話番号、保育の希望の有無を電話(0256-34-5511、市民窓口課市民係・内線476)かファクシミリ(0256-31-1105)、電子メール(simin@city.sanjo.niigata.jp)で申し込む。