29、30の2日間、燕三条地域地場産業振興センターで燕三条カレー産業博が開かれており、燕市のハウスウエア関連メーカーを中心とした47社の出店をはじめ、地元の産業や食を紹介するさまざまなイベントが行われている。
ステージイベントの皮切りは午前10時過ぎから行われた「華麗なる燕三条宣言〜両市長共同クッキング&地場産品PR〜」。そろいの燕三条ブランドのシンボルが描かれた緑のエプロンを着た鈴木力市長と国定勇人三条市長がカレーの料理で対決する体(てい)で、地元産品を紹介した。
三条市はミネラルウオーター「千年悠水」、タダフサの包丁、スポーツごみ拾いの公認トング、燕市は「飛燕舞」、カレーのポットや皿、カレー用スプーンなどを披露。三条市の鍛冶レンジャー、燕市の酒呑童子行列で登場する鬼の仮装も登場。国定三条市長が燕市の洋食器は「日本のカレー産業を支えている」と言えば、鈴木市長は三条市の「三条マルシェがうらやましくてしようがない」と互いを持ち上げ、イベントを盛り上げた。
最後は司会を務めた新潟のお笑い集団「NAMARA」の江口歩代表の「華麗なる!」に続いてステージ上の燕、三条の両市長らが腕を高くあげて「燕三条宣言!」と唱和して締めくくった。
屋内には、カレーをはじめ食にかかわる燕市のハウスウエア関連企業のブースがずらりと並んだ。さらにS&Bのオリジナルカレー粉を作る体験が好評だった。
屋外は飲食関連の出店が中心。室蘭カレーラーメンととイタリア軒のカレーが人気で、混雑すると1時間待ちになるほど。新潟ガールズ集団「Lily&Marry’S CURRY SHOP」や音楽ライブもイベントを盛り上げた。
30日は横須賀から海上自衛隊カレー振る舞いがあり、11時から室蘭×三条カレーラーメンサミット、午後1時から新潟ガールズ集団 Lily&Marry‘S 「NEW CURRY STYLE SHOW」も行われる。29日は午前10時から午後5時まで、30日は午後4時まで、入場無料。