三条夏まつり協賛会(会長・斉藤弘文三条商工会議所会頭)は1日、花火大会を土曜に変更するなど昨年までと日程などを変えて8月に実施した三条夏まつりの第3回全体会議(反省・報告会)を開き、来年につなげる反省事項の討議などを行った。
正午から三条商工会議所で開き、協賛会会長の斉藤会頭、実行委員会名誉会長の国定勇人三条市長はじめ、会員など75人が出席。
斉藤会頭はあいさつで、昨年以上の協賛金も集まり、参加者も多かったことなどを話し、感謝の言葉を述べた。加藤敏敦実行委員長とともに、各事業部で反省会で遠慮のない意見を聞かせてもらい、「ことしの反省会は昨年とまったく違いまして大変、活発な、気が付かないような意見がどんどん出てきた」と話した。
「賛成、反対、いろんな意見があったわけだが、おそらく前年を踏襲して実行していればたいした反省もなくそのまま終わってしまい、それがずるずるとマンネリ化、衰退につながるのでは。日にちを変えたり、行事内容を変えて新しいことをしたことが、いろんな意味で活力を生みだすことができた」とし、「さらにいろんなご意見をいただき、来年がもっと市民に親しまれ、共鳴を受けるような夏まつりにしたい」とさらに意見を求めた。
議事では、実施報告、各行事部が反省事項を報告。収支決算見込みは、収支ともに5,854万3,363円で、予算額5,560万0,000円に対して5.3%、294万3,363円増となった。要因のひとつは、花火協賛金の花火金が4,200万9,850円で、予算より150万円増となった。うちわや行事案内広告料などの広告収入は389万4,170円で、39万円余り増だった。
加藤実行委員長は、今後の夏祭りの検討について述べ、入念な計画で実施にこぎつけたが、机上の計画では実際行うことでさまざまな反省点がでている。総じて素晴らしい夏まつりとの声に感謝しているが、これまでの反省を踏まえて、よりよい夏まつりになるように実行委員会を組織して検討する。また、検討課題のひとつになるが、予想以上の猛暑のなかでの開催に暑さ対策が欠けていたとして、とくに子どもたちには申し訳ないことをしたとも話した。
続く閉会のあいさつでは、多くの支援に感謝し、「きょうは反省会というより、感謝の会ということで示させていただきたい、本当にありがとうございました」と締めくくった。