燕三条駅観光物産センター「燕三条Wing」では、燕三条地域の畑で朝食や体験を楽しむイベント「燕三条『畑の朝カフェ』」のコーナーを設置しており、そこで使っている燕製の高級カトラリーなどを期間限定で販売し、人気を集めている。
「燕三条『畑の朝カフェ』」は、「燕三条ブランド」の確立を目指す燕三条プライドプロジェクトの一環で、農業の生産現場から燕三条の魅力を発信しようと今年度、始まった企画。ことしは燕や三条など4カ所の畑を会場に計4回を計画し、10月7日の三条市下田地区でのソバ畑が最終回になる。
地元の食材を利用するほか、テーブルやいす、カトラリー、調理器具、はさみやナイフなど体験で使用する道具、備品なども地元燕三条産を調達するのも好評。なかでも食事をしたカトラリーは、燕の「enn」ブランドと「フレンチの神様」とも称されるというフランスのシェフ「ジョエル・ロブション」のダブルネームで、ジョエル・ロブションがプロデュースする世界のレストランでも使われているモデルだ。
参加者から入手方法の問い合わせも多いため、7月から燕三条Wingに設置していた「畑の朝カフェ」のイメージコーナーで販売するようになった。コーナーは、緑のブドウ畑の写真を背景に、会場で使用しているスノーピーク製のテーブル1台といす2脚を置いたミニコーナーで、テーブルの上にカトラリーとカップ&ソーサー、三条市のナチュラルミネラルウォーター「千年悠水」を並べる。カトラリーは、ティースプーン(1,350円)と、デザートスプーン、デザートフォーク、デザートナイフの3種で、それぞれ1本1,980円。
ふだん使うには高級なカトラリーだが、「燕三条Wing」によると、自分のため、夫婦など大切な人と使いたいと1本、2本単位で買う人が多いという。
また、白く滑らかな曲線が美しいカップ&ソーサーは、燕三条Wing限定品として期間限定の特別価格で販売しており、大サイズ2,415円を600円、2100円を500円と手ごろな値段。5客、10客とまとめ買いする人も多い人気商品だ。このコーナーは10月末までの設置予定だが、在庫がなくなれば終わる。