三条市総合運動公園の年に一度の感謝祭「2012 ボールパークフェスティバル Vol.5」が「体育の日」の8日開かれる。これまでは芝生広場で開いてきたが、ことしは5回目の節目になるのを記念して初めて三條機械スタジアムに会場を移し、ふだんは立ち入ることのできない外野の芝生も開放してライブ演奏やよさこい、出店などで秋の一日を楽しんでもらう。
三條機械スタジアムはふだん、バックネット側の正面玄関ホールから出入りするが、ボールパークフェスティバルでは正反対にスコアボード側がメーンの入り口。ふだんは閉めたままのシャッターを開けて駐車場からすぐに球場内に入れるようにする。
その入り口のそばに飲食関連の店舗やフリーマーケットなど10店が並ぶ。スノーピーク商品の展示即売や東京ヤクルトスワローズのグッズの販売でマスコットキャラクター「つば九郎」のTシャツ、ストラップ、キーホルダーなど。超希少価値の絶品「黄金桃ジャム」の販売もある。
ほかにも外野からの入り口2カ所を開放。外野のフェンスの一部を開けるので、外野席からそのままフィールドに入ると、整備の行き届いた目の覚めるような緑の芝生が広がる。フィールドに入ったことのない人には、巨大なスタンドを見上げる新鮮な風景が驚くほど新鮮に映り、プロ野球選手が立ったのと同じ空間で過ごせるだけでわくわくするはずだ。ただし、フィールドに飲食物は持ち込めないので注意する。
二塁付近に外野方向に向けて設置するステージでは、ロックやフォークの7団体がライブ演奏、ステージの前では柏崎市のチームも含むよさこい7団体が踊り。ライブ演奏とよさこいを交互に披露する。マウンドとホームベースの間ではストラックアウトやスピードガンによる球速測定を行う。
午前10時20分から三条カレーラーメンをPRするカレーラーメン体操のデモンストレーションを行い、子どもたちと一緒にオリジナル体操をつくった新潟県出身のダンサーコーディネーター、αi(あい)さんも出演。さらに東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「燕太郎(えんたろう)」が来場。同じくスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」の大人気と比べて影が薄いが、燕三条初登場だ。
三条消防署が災害支援車の展示や水消火器の体験も行う。来場した先着200人にヤクルト商品のプレゼントも。ケンオー・ドットコムでは、ライブ演奏やよさこいのUSTREAMを使った生中継も行う。午後4時まで。ステージイベントなどの日程は次の通り。