14日に三条市の中心市街地で開かれる史上最大の三条マルシェで、三条市と交流のある佐賀県武雄市発のニュースポーツ、美味暮(おしくら)まんじゅうの本州初上陸となる大会「美味暮まんじゅう大会 in 三条場所」が開かれるので、広く参加を呼びかけている。
ルールは簡単だ。5人1チームで5人が腕を組んで横一列に並んで相手チームと背中と背中を合わせ、誰かひとりが半径1.8メートルの円の外に出たり、体の一部が地面についたら負けだ。
武雄市では毎年暮れの物産まつりを盛り上げようと全日本美味暮まんじゅう選手権大会を開き、ことしは9月に第12回大会を開いた。ネーミングは武雄市の「美」、「味」、「暮」、つまり「美味しい食べ物やステキな暮らし」をPRしようというねらいがある。
美味暮まんじゅう大会のゆるキャラ「美味暮マン」も生まれている。ブランド豚「若楠ポーク」がモチーフで女の青い七子、男の赤い団十郎と黄の三平の3匹で、特技はおしくらまんじゅうとおしくらダンス。今回の三条場所へも3匹そろって登場する。市外では九州で大会を開いたことはあるが、本州では今回が初めてだ。
三条場所は午後1時15分から三条市本町2、三条信用金庫中央支店前の特別ステージで行う。13歳以上のおとなの部と12歳以下の子どもの部の2部門に分けて競技する。各部門4チームの出場を設定しているが、それ以上になっても構わない。優勝チームには賞品として武雄市の豪華特産品が贈られるほか、参加チームすべてに賞品がある。
武雄市から人事交流で昨年度から三条市に勤務している地域経営課中心市街地活性化推進室主任の池田修一さん(35)によると、「仮装して出るともっと楽しくなります」とのこと。おしくらまんじゅうは冬の遊びだが「試合が始まると意外に本気になりますよ」と競技のおもしろさに太鼓判を押している。
参加無料。参加したい人はできれば9日までに三条市経済部地域経営課内の三条マルシェ実行委員会事務局(電話:0256-34-5511・内線747、ファクス:0256-36-5511、電子メール:chiikikeiei@city.sanjo.niigata.jp)へ挑戦状(申込書)を提出する。