見附市大平森林公園で6、7日の2日間、毎年恒例の野外フェス「青空キャンプ 晴れればいいJAH〜ん 2012」が開かれ、2日目は雨も降ったが延べ3,000人にのぼる来場者でにぎわった。
地元有志が実行委員会を組織して開いている入場無料の野外フェスで、ことしで5年目。年々、バンドや出店、来場者が増えて規模が大きくなっており、実行委員の井上裕香さん(43)=見附市=が「中心的な実行委員は10人くらいで、これくらいが限界」という規模に膨らんだ。
県外からの出店や来場も目立った。2日目は朝から昼過ぎまで雨が降り、客足は鈍かったが、逆に条件が厳しくなるほど会場の一体感が強まるのがフェスのおもしろいところ。2日目は日が落ちると今回の目玉、『さよなら人類』の爆発的なヒットで1980年代後半に活躍したバンド「たま」の知久寿焼さんが出演した。
知久さんはショートスケールのアコースティックギターを手に弾き語りし、昔と変わらないユニークな声で歌い、言葉でも観客とコミュニケーションして会場を盛り上げた。