13日開幕の第8回三条市展の審査で入賞作品決まる、洋画部門の市展賞は新三条市になって初めて高校生が受賞 (2012.10.9)

13日に開幕する第8回三条市美術展（市展）の審査が8日、展示会場の三条市体育文化センターで行われ、全6部門で各部門1点の市展賞、三条市名誉市民の名を冠した市展賞に準じる特別賞3点と優秀賞3点をはじめ入賞作品が決まった。洋画部門の市展賞では、新三条市になって初めて高校生の作品が選ばれた。

今回の出品点数は、日本画26（昨年37）、洋画86（84）、彫刻19（14）、工芸18（24）、書道122（113）、写真80（98）の計351点（370）。昨年に比べて洋画が2点、彫刻が5点、書道が9点増。日本画が11点、工芸6点、写真18点減で、合計点数は昨年より19点減。うち、昨年55点の高校生の応募は、ことしさらに16点増えて71点で、全体の25%を占めた。

審査は午前10時から行い、各部門1点の市展賞6点を最高賞に、日本画の岩田正巳賞、工芸の鶴巻三郎賞、写真の渡邉義雄賞の三条市の名誉市民3人の名を冠した3賞と、同等の洋画、彫刻、書道の優秀賞の計6点。奨励賞に日本画2、洋画5、彫刻1、工芸1、書道7、写真4の20点、新潟日報美術振興賞に彫刻と工芸を除く各部門1点の計4点、さらに、若い世代を育てようと昨年創設した高校生対象の「ホープ賞」8点を決めた。

洋画部門で市展賞に輝いた西川絵里さん(17)＝三条高校＝は、新三条市になって初めての高校生の市展賞受賞。西川さんは、昨年、優秀賞を受賞している。

市展は、13日から17日までの5日間、三条市体育文化センターで開く。午前9時から午後6時までで、最終日17日は午後3時半まで。初日13日は午前9時から開場式イベントを行い、体育文化センター2階で県立三条商業高等学校書道部による「書道パフォーマンス」、9時20分に3階の会場前でテープカットを行い、幕を開ける。

ことしは下田地区と会場を結ぶ無料バスを運行する。13日と14日の2日間、下田庁舎と体育文化センターを午前と午後に1回ずつ計2往復する。時刻は下田庁舎発が午前9時半と午後1時、体育文化センター発が午前11時半と午後3時。入賞者や入賞作品は次の通り。敬称略。

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• 第８回三条市美術展 - 三条市（新しいウィンドウで開く）