文科省からの受託事業として新潟県レクリエーション協会と燕統合型スポーツクラブ(柴山義栄会長)は13日、燕市体育センターで「おやこ元気アップ!事業 in つばめ」を開き、親子60人が参加して元気アップを体を動かして実践したり、セミナーで学んだりした。
年少児から小学校5年生まで33人とその保護者27人が参加。ボール、ベル、ベルターを使って音楽に合わせて集団で行う健康体操「3B体操」で親子で体を動かしたあと、子どもたちはレクリエーション・ゲーム、保護者は新潟県レクリエーション協会の指導者、渡辺耕司さんから「子どもの体力の現状」のテーマでセミナーとフリートークを行った。
子どもたちのレクリエーション・ゲームを指導したのは、新潟大学教育学部健康スポーツ科学課程の篠田邦彦教授が塾長を務める「篠田塾」の塾長代理、篠田浩子非常勤講師が指導し、4年生4人が手伝った。
内容は運動神経や柔軟性、筋力、俊敏性などが必要なポーズ、体の動きの手本を示して子どもたちにまねさせたり、塾生が障害物になって子どもたちから突破しもらったり。子どもたちにとってまるで遊び感覚。少しでも速く、うまくこなそうなと競争心も触発され、笑顔いっぱいで気がつけば全身を思いっきり動かして顔をほてらせて熱中していた。ほかにも英語を使ったゲームも行った。
文科省は、子どもの体力や規則正しい生活習慣の重要性に理解や認識を深めてもらおうと「おやこ元気アップ!事業」を全国の自治体に委託して行っており、今年度は事業の最終年度。燕市は受託を受けて実施した。