三条市大野畑、済生会三条病院(郷秀人院長)で18日から11月12日まで杉山こども美術教室の秋の作品展が開かれており、子どもたちがのびのびと描いた作品が心を和ませてくれている。
画材と額縁の専門店、杉山額縁店=三条市一ノ門2=が開設している杉山こども美術教室の作品展。教室は中央の美術団体「示現会」に所属する内山泰介さんが講師を務めている。
教室に通う生徒が多いため、30日までを前期として年長から小学校4年生まで、11月1日から後期として同5年生から中学、高校生の作品を1人1点、展示する。
18日始まった前期は28点を展示。イヌやネコ、インコ、ウサギなど身近な動物を描いた作品が多く、画面からはみ出してしまいそうな大胆な構図や自由な色の組み合わせといった、自分が楽しむことに熱中した思い切りの良さがすがすがしい。
夢を思い出して絵にしたり、夢想した宇宙空間の木星とスペースシャトルを描いた作品もあり、鑑賞していると童心に返るような作品が並んでいる。