11月9日夜に本寺小路かいわいの53店舗が参加して初めての「さんじょうバル街」、5店舗でドリンクとピンチョスのセットが味わえる前売りチケットを3,500円で販売中 (2012.10.31)

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「ながおかバル街」のノウハウを受けて三条市にバル街が初上陸。三条商工会議所青年部主催で11月9日の夜、三条市・本寺小路かいわいの飲食店が腕によりをかけた限定ピンチョー(つまみ)とドリンクを味わいながら飲み歩きを楽しむ「さんじょうバル街」が開かれ、5店舗をはしごできる超お得な前売りチケットが3,500円で販売中だ。

11月9日夜、三条市・本寺小路かいわいの53店舗が参加して開かれる「さんじょうバル街」のちらしとチケット
11月9日夜、三条市・本寺小路かいわいの53店舗が参加して開かれる「さんじょうバル街」のちらしとチケット

「バル」は「BAR(バー)」のスペイン語読み。日中は喫茶店や食堂、夜は立ち飲み居酒屋と営業スタイルを変えて朝から晩まで気軽に立ち寄れる店を指す。ひいきのバルをはしごして過ごすのがスペイン流。「ピンチョー」はバルで出されるおつまみのことで、バル街の「ピンチョス」はその複数形だ。

「さんじょうバル街」は午後5時から午前0時まで。その間に参加者は5枚つづりのチケットで好きな店舗を訪れ、半券1枚につきこの日限りのピンチョスとドリンク1杯を味わえる。参加店は日本料理、かっぽう、すし、レストラン、居酒屋、カクテルバー、喫茶など53店舗に及ぶ。

参加店舗が用意するピンチョスの一例
参加店舗が用意するピンチョスの一例

チケットには、参加店の情報を掲載したマップも付き、前売り3,500円、当日4,000円。三条商工会議所や参加各店で販売しているほか、ホームページで購入予約を受け付け、当日、本寺小路入口に設置する本部で引き換える方法もある。

翌10日から17日までを「あとバル」とし、当日、使いきれなかったチケットも半券1枚700円の金券として参加店で利用できるのもうれしい配慮だ。

バル街は北海道の函館を発祥に、地域活性化や町おこしのイベントとして全国各地で開かれるまでに広まっている。県内でも昨年から長岡市で「ながおかバル街」として開かれ、人気を集めている。三条でのバル街は、三条商議所青年部の三条向上員会(中條克俊委員長)が、ながおかバル街運営委員会にノウハウを学び、連携をとって開く。

「楽しんでほしい」と参加を呼びかける三条商議所青年部三条向上員会の中條克俊委員長
「楽しんでほしい」と参加を呼びかける三条商議所青年部三条向上員会の中條克俊委員長

中條委員長は、客としてながおかバル街に参加した。そこでの店との出会いや初対面の参加者同士の情報交換があり、「三条の人たちにも楽しんでほしい」と言う。本寺小路周辺はさまざまな店が集まる古くから続く三条の顔のひとつだが、その楽しみ方を知らない若い世代も増えている。さんじょうバル街で、本寺小路の楽しみ方を発見、再認識し、活性化にもつながればと願う。

マップは青年部の予算も持ち出しで製作。メンバーによる写真撮影などにも熱が入っている。その思いは参加各店の意気込みにもつながり、採算を考えずに高級な素材と手間をかけたピンチョスを用意する店もあると言う。それは毎日、公式フェイスブックページで1店ずつ紹介しているピンチョスの写真でも一目で明か。

「とにかくお得なさんじょうバル街」と、大勢の参加を呼びかけている。問い合わせは、三条商工会議所(電話:0256-32-1311)内青年部事務局へ。

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