燕市内の研磨業者を会員とする親ぼく会「燕磨(えんま)の会」(長谷川隆夫会長・会員19人)が先に燕市に寄付した2,000枚のマスクを市健康づくり課は2日、燕保健センターで行った10カ月児童検診の受診者から配布を始めた。
検診は午後1時から行われ、訪れた14人の赤ちゃんにマスクを1人2枚ずつ、燕磨の会の寄付によるマスクであることを書いた紙と一緒にビニール袋に入れて受け付けで手渡した。マスクは今後も乳幼児の検診など市の保健事業で配布していく。
燕磨の会は夏に開いた納涼会でNGワードのゲームなどを行って会員から善意を集めた。その善意でこれから冬へ向かってインフルエンザの流行が心配されることから、流行の予防に役立てばとマスクを購入して寄付した。健康づくり課の職員は「予防意識を高める効果があります」と喜んでいた。