「文化の日」の3日、三条市は三条市中央公民館で平成24年度三条市表彰式を行い、市政の進展や産業の振興に功労のあった95人と6団体を表彰した。
被表彰者のうち65人と6団体が出席。国旗と三条市旗を掲げ、真っ赤なカーペットを敷き詰められたステージに順番に登壇し、国定勇人市長が「誠におめでとうございます」とひとり一人に笑顔で表彰状を手渡した。
式辞で国定市長は、「さまざまな分野で日夜たゆまぬご努力とご研鑽をつまれ、三条市の発展のためにご尽力をいただきましたことに深く敬意と感謝の意を表します」と述べるとともに、その家族や関係者にも敬意を表し、ますますの活躍を期待した。
三条市表彰条例により、三条市表彰審査会の審査結果に基づいて地方自治功労など10分野と市長が特に必要と認めたものに贈られる特別表彰の計11分野で毎年「文化の日」に表彰している。
今年度は、地方自治功労9、社会福祉功労6、保健衛生功労8、生活環境功労1、産業功労9、教育または体育功労14、科学、芸術または文化功労8、防犯または防災功労33、交通安全功労6、市民の模範となる善行2、寄付功労1と特別表彰4の計95人と6団体。
残念ながら欠席だったが、特別表彰でロンドン五輪サッカー男子に日本代表で出場した三条市出身の酒井高徳さん(ドイツ・シュツットガルト所属)も特別表彰された。
全国的な大会で優秀な成績を納めた選手も表彰する「教育または体育功労」では、インターハイの登山競技で全国制覇した新潟県央工業高校山岳部が今年度は唯一、高校生として表彰された。ほかにも全国障害者スポーツ大会に出場上位入賞した陸上競技選手3人とフライングディスク競技選手1人など、若いスポーツ選手の功労も目立った。