三条市出身の日本画家、鶴巻謙郎さんの作品展「光・気・彩III〜横浜・パリ・新潟〜」が12日か20日までの9日間、ふるさと新潟のNPO画廊「新潟絵屋」=新潟市中央区=で開かれる。
鶴巻さんは1973年に三条市に生まれた。三条市名誉市民の紙塑人形作家で去られた鶴巻三郎さんの孫で、芸術家一家に育った。2000年多摩美大学院美術研究科絵画専攻修了。個展は08年から故郷三条市や首都圏の画廊で開いており、展覧会では神奈川自主県展横浜市長賞、県展新潟日報美術振興賞、創画展入選、雪梁舎フィレンツェ賞展佳作など数多く受賞している。
ことしは7月にも三条市丸井今井邸で妹の銅版画家、鶴巻貴子さんと2人展を開いている。会場の新潟絵屋の開廊は午前11時から午後6時まで、住所は「新潟市中央区上大川前通10番町1864」。鶴巻さんは18、19日と会場を訪れる予定。