燕市スポーツ少年団(平岡浩明本部長)は11日、燕市体育センターで第5回燕市スポーツ少年団大運動会を開き、同少年団の小学生260人が参加して、各団体の枠を超えて思い切り体を動かして交流した。
旧燕市のスポーツ少年団で開いてきた大運動会を合併後も市内全域に拡大して続けている形。同少年団には市内の小学校から高校までの48団体、1,359人が所属しており、秋はほかの行事と重なって出られなかった団体も多かったとはいえ、15団体から小学生260人が参加。学年2学級規模の学校並みの大運動会で、約50人もの役員が運営した。
内容も午前9時から午後4時過ぎまで1日がかりで、11種目とてんこ盛り。上部団体の日本スポーツ少年団がことしは50周年記念で美化活動に取り組んでいることから、昼休みは会場の体育館周辺と隣接の燕市交通公園でごみ拾いも行って大きなごみ袋3つ分のごみを集めた。
子どもたちはそれぞれが所属する団体のユニホームやウエアを着て参加。赤、白、緑、黄の4チームに分かれて玉入れ、綱引き、大玉送りといった運動会の定番からジャンケンの強さと脚力が勝負のジャンケンピラミッド、○×クイズのスーパークイズ、そして最後はチーム対抗障害物リレーで盛り上がった。
同少年団に所属していても、種目が違う団員が顔を合わせる機会はほとんどなく、大運動会は貴重な交流の場。団体別にチーム分けしたので競争意識も高く、万国旗を下げたアリーナで子どもたちは時間を忘れてのびのびと体を動かしていた。