三条飲食店組合(岩城守組合長・約130店舗)は13日昼、三条市月岡地内の知的障害者更生施設「いからしの里」と新潟県立月ヶ岡特別支援学校にラーメン慰問を行い、それぞれの園生や児童、生徒に飲食店で食べるのと同じくプロの作ったラーメンを食べてもらった。
同組合青年部が30年以上前に始めてから毎年、行っている慰問。ことしは2カ所に合わせて15人の組合員が参加し、おかわりと職員やボランティアの分も含め、計800玉のめんをゆで、チャーシュー、ナルト、ネギをトッピングしたしょうゆラーメンを提供した。
月ヶ岡特別支援学校(174人)では、この慰問を「ハッピーラーメンデー」として毎年、楽しみにしており、小、中等部は各教室で、高等部の生徒は食堂でラーメンを味わった。
厨房はしょうゆと煮干しのような香りが漂い、組合員と同校職員もラーメン作りを手伝って次々とラーメンができあがると、ボランティアのPTAが配膳。生徒は、「おかわりの人〜?」の呼びかけに手を上げて学校でプロの味をたんのうした。