三条市ボランティア連絡協議会(本間里子会長)は14日、11日に開催した「歳末たすけあい募金・チャリティーショー」の入場料すべてと来場者の善意を合わせた11万円余りを三条市社会福祉協議会を通じて歳末たすけあい募金に寄付した。
午前10時に本間会長と同イベント実行委員会の内山信一実行委員長(三条地域学生ボランティア連合会代表顧問)、宮島泉副実行委員長(三条おやこ劇場)、石月純子副実行委員長(イルカの会)の4人が三条市社会福祉協議会を訪れ、内山実行委員長から小林東一事務局長に善意を包んだのしぶくろを手渡した。
寄付の内訳は、1枚200円のチケット432枚分の売り上げ8万6,400円と会場内に設置した募金箱に寄せられた善意2万3,905円の計11万0,305円。
「歳末たすけあい募金・チャリティーショー」は、三条市ボランティア連絡協議会加盟グループの有志などによって、三条市総合福祉センターを会場に一昨年に続いて開いた。
近年、厳しい経済状況で街頭募金への寄付が減っている。個々に施設慰問などのボランティアに取り組む団体や有志が多いことから、募金と各団体が一堂に会しての発表の場をあわせて開こうと始まった。昨年は同センターが東日本大震災の避難所だったため休み、ことしは2年ぶりの開催となった。
今回は、加盟団体のほか、地元のつくし保育園年長児や県立三条東高校ダンス部、県立三条高校ダンス部など、5歳から80歳代まで11団体104人が出演し、歌、ダンス、太鼓、新舞踊、舞踊などを披露した。
同実行委員会では、出演者もスタッフも生き生きと楽しんだと話し、「幅広い年代が参加したイベントで、地域に根付いてくれれば」、高校生に「三条おけさ」を踊ってもらったら、「次はコラボで」の案も出るなど、継続を期待した。