SNSを活用して市内の市民活動団体の情報発信を支援し、市民活動の活性化をと燕市は15日、フェイスブックページ「つばめ市民活動のひろば」のテスト版の運用を開始した。
フェイスブックページのアドレスは「www.facebook.com/tbm.cac」。来年10月末までを試行期間とし、それまでに評価・共有申請「いいね!」100件が目標。それが達成できなければ活用を中止する。目標設定の100件が控えめなこともあるが、午前1時で「いいね!」はすでに69件に達しており、2日目の16日にも目標を達成しそうだ。
行政がフェイスブックで市民活動を支援するページを立ち上げるのは県内の市町村で初めて。情報を発信する市民団体は、市内に拠点を置くNPO法人、イキイキまちづくり団体、まちづくり協議会だが、直接、投稿する権限は与えず、投稿できるのは担当の市企画財政部地域振興課だけ。
同課に寄せられた情報を投稿し、リンクの設定、フェイスブックの「シェア」の機能を使用した情報拡散を行うが、コメントに対する回答や「いいね!」は行わない。参加者は閲覧やコメント、リンク、「シェア」を使った情報拡散ができる。
15日までに掲載した情報は、市内で開かれるコンサート、野球講座、講演などイベント情報的な内容になっているが、今後は即時性を生かしたイベント会場からの投稿や終わったイベントのようすなども紹介していきたい考えだ。