インディーズムービーフェスティバル実行委員会は18日、新潟市・市民映画館シネウインドで「にいがたインディーズムービーフェスティバルアンタの映画見せてやれっ!Vol.16」を開き、県内外から寄せられた自主制作の短編映画23本を一挙上映する。
上映作品は、ビギナー向けの映画づくり講座「にいがた映画塾」の第17期卒業作品1点と一般応募作品22点の計23点。全作品、監督の舞台あいさつがある。
「にいがた映画塾」は、1998年に新潟市で撮影が行われた映画『白痴』の撮影スタッフが、撮影に協力してくれた市民に撮影技術を教える講座を開いたのが始まり。同フェスティバルは、その年の同塾の卒業作品の発表の場として、また、OBや学生、社会人、一般による作品を当日来場などの条件を満たせば「どんな人のどんな作品でもすべて上映」のスタンスで年1回、募集。同映画館のスクリーンで上映しており、今回で16回目になる。
ことしは、にいがた映画塾の受講生4人による作品のほか、一般は県内の新潟、長岡、三条、燕、さらに県外から横浜、東京、山形など20歳代から40歳代くらいの男女が、1分から45分の作品を出品する。
上映は、午前10時半から午後6時10分まで5ラウンドに区切って上映。1ラウンドは、1時間半ていどで4、5本を続けて上映。各ラウンド上映終了後に各作品の監督がスクリーンの前で舞台あいさつを行う。
前売券1,000円(シネ・ウインドで販売)、当日は1,200円で半券があれば何度でも再入場できる。同実行委員会委員長の三条市本町6、食品製造販売「大橋屋」の大橋健一さん(39)は、自主制作ならではの「味」のある作品や個性、チャレンジ精神に満ちた作品が集まり、新潟の知っている場所や知っている人も映し出されるかもしれないと、来場を呼びかけている。