男女共同参画社会づくりの推進の一環で燕市は25日、燕市文化会館で「つばめ『女と男(ひととひと)』ふれあいフェスタ2012」を開き、午後1時半からのテレビアニメ『サザエさん』のマスオさん役で知られる声優、増岡弘さんによる講演会をはじめ、ハッピー子育てトークライブ、即売コーナー、Smile Family作品展を行うので、市民の来場を呼びかけている。
講演会の講師の増岡さんは、今の埼玉県さいたま市岩槻区生まれ。『サザエさん』のマスオさん役のほか、『それいけ!アンパンマン』のジャムおじさん役でもおなじみの人気声優だ。
東京アニメーター学院の講師、劇団東京ルネサンスの代表として若手の育成にも力を注いでいる。手作りみそを作る自然法人「みそひともんちゃく」を結成し、ナチュラリストとしても活躍している。
講演のテーマは「マスオ流男女共同参画〜サザエさん一家は幸福みつけの達人ぞろい〜」で午後1時半から3時まで講演。入場無料で要約筆記、手話通訳もある。吉田庁舎、分水庁舎と文化会館の間で送迎バスを運行し、行きは両庁舎を午後0時半に出発、帰りは文化会館を午後3時半出発。
ハッピー子育てトークライブは午前10時から正午まで。子育て漫画エッセイストで、子育て、パートナーシップ、コミュニケーション、人権啓発などのテーマで講演も数多く行っている新潟市・ちゃい文々さんを講師に、子どもやパートナーへのコミュニケーションスキルを学び、子育てのヒントを得る。定員に余裕がある限り参加を受け付ける。参加は無料。
即売コーナー正午から午後3時半まで文化会館はロビーで開く。講演会中は中断。団体、福祉グループが手作り品、遊休品などを即売する。内容は、「JA越後中央女性部燕支部」が飛燕みそ、漬物、野菜、果物、「骨髄バンク命のアサガオにいがた」が手作り品、遊休品、アクセサリー、「燕市社会福祉協議会」が竹炭シューズキーパー、ビーズストラップ、苗、「つばめ生活学校」が遊休品、「つばくろの里」がラベンダー製品、布小物などを販売する。
Smile Family作品展は、昨年に続いて開く。同フェスタ実行委員会(岡部裕一実行委員長)が市内の子どもたちから家族の絆をテーマに描いてもらった絵画を展示する。
旧燕市から開いていたイベントで、合併後の燕市では今回で7回目。関係団体からの16人を委員に燕市と実行委員会が主催する。問い合わせは燕市地域振興課(電話:0256-92-2111、内線252)へ。