(社)県央研究所(高野貞子理事長・事業所燕市小高)は、イルミネーション点灯式にあわせて12月3日午後3時から長岡造形大学の豊口協理事長を講師に「商いとデザイン」のテーマで講演を行うので、聴講を呼びかけている。
豊口理事長は1958年に千葉大学工学部を卒業、工業デザイナーとして実績を積み、68年から東京造形大学でデザイン教育に従事し、84年に理事、学長に就任した。
その後、長岡造形大学設立準備委員会の委員としの94年の開学に尽力し、開学から理事、学長に就き、99年から理事長に就いている。09年に旭日中綬章を受章している。
燕三条地域からの応募も多い県のIDSデザインコンペティションや燕市のジャパン・ツバメ・カトラリー・ハウスウェアデザインコンクールで審査委員長を務めるなど、ものづくりの町である燕三条地域とのつながりも深い。今回は少人数でじっくりと講演を聴けるチャンスだ。
1時間半の講演のあと、午後5時から同研究所前に飾るイルミネーションの点灯式、5時15分から異業種交流会を開く。毎年恒例のイベントで、講演会は誰でも聴講できる。聴講の申し込みや問い合わせは同研究所(電話:0256-46-8311)へ。