三条市は28日、12月5日召集の三条市議会12月定例会の議案概要説明会を開き、東日本大震災で発生した災害廃棄物の本焼却の予算を含む一般会計補正予算など18件を説明した。
午前10時開会。提出議案は、任期満了による人権擁護委員の推薦の人事案件1件、条例の制定と一部改正5件、指定管理者の指定6件、規約の変更1件、市道路線の認定1件、平成24年度の一般会計と特別会計の補正予算3件、専決処分報告1件の計18件。
一般会計補正予算では、震災廃棄物の本焼却のための予算として、ごみ処理施設運転委託料や放射線等検査委託料など計1,226万7,000円を計上。同支出に対しては、廃棄物広域処理受託事業収入というかたちで、試験焼却分と今回の本焼却分を合わせて2,300万5,000円の収入も計上しており、震災廃棄物の焼却のための費用は、国が負担して、岩手県から三条市が受けるかたちになっている。
ほかに、中学校施設整備費では、耐震診断の結果を受け、第二中学校体育館と本成寺中学校特別教室棟の改築を行うための実施設計委託料として3,880万円を計上、専決処分予算として衆議院総選挙に係る準備経費及び投開票事務の経費として3,409万4,000円などを説明した。