三條機械スタジアム(柴山昌彦GM・三条市月岡)は、12月1日午後5時から同スタジアムで「橋上ひでき電撃トークライブ」を行い、昨年は新潟アルビレックスBCの監督だった巨人の1軍戦略コーチ、橋上秀樹さん(47)を講師にことしの巨人五冠達成に貢献した戦略や裏話について聞く。
橋上さんは千葉県出身で安田学園高校からヤクルトに捕手として入団し、その後、外野手に転向。日本ハム、阪神と移籍し、2000年に現役を引退。05年から楽天でコーチ、11年には新潟アルビレックスBC監督を務め、今シーズンは巨人の1軍戦略コーチに就任。2013WBC戦略コーチにも就任している。
巨人の大黒柱、捕手の阿部慎之助選手とは同じ千葉県出身、安田学園高校卒の同窓。橋上選手のアドバイスもあって今季、阿部選手は打率.340の打撃成績を残した。今季終盤から巨人が勝ち続けたのは、「橋上さんの力も大きいのが一般的な見方では」(柴山GM)。
柴山GMは、橋上さんがアルビレックスBC監督となってから親しくなった。翌2日に県内で開かれる野球教室が開かれることから、それにあわせて同スタジアムでトークライブをと柴山GMが声をかけて実現することに。
柴山GMは橋上さんの人柄について、「わたしたちのような者が来てくれって言っただけで、いいよって来てくれるんですから。アルビレックスBC時代も、地元の草野球チームの試合に出るくらい。こんなフランクな人はいませんよ」とべたぼれだ。
もちろんその戦略眼についても同様で、「巨人がなぜ五冠を達成できたのか、その舞台裏を聞きたい人は山ほどいると思います」と柴山GM。「ふだんは聞けないようことを含めて楽しいトークライブになると思いますよ」と自身も当日を楽しみにしている。
トークライブのテーマは「橋上流『人の育て方』」。フリーアナウンサーの松井弘恵さんが司会進行を務める。サインボールや橋上さんの著書『一流になるヤツ、二流で終わるヤツ』のサイン本が当たるジャンケン大会を行うほか、著書の販売も行う。
入場料は運営協力金としておとな1,000円、高校生以下は無料。定員は先着100人で事前申し込みはなく、当日の午前8時半から同スタジアムで整理券を配布する。問い合わせは同スタジアム(電話:0256-32-8911)へ。