燕市燕地区の13のボランティア団体が加盟する燕ボランティア連絡協議会(竹野千恵子会長)と燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)は、12月2日午前9時半から燕市老人福祉センターで第17回歳末たすけあいチャリティーバザーを開き、地元企業から寄贈してもらった製品や市民から寄せられた不要品を販売し、収益を全額、県共同募金会へ寄付する。
地元の45の企業・団体が寄付してくれた鍋、フライパン、包丁、やかんなどの台所用品、、トイレットペーパー、洋食器、衣類などざっと数千点を市価の半額ていどで販売する。百円でお釣りが戻るものもあり、中には金で買えないような掘り出し物も。市民には燕市社会福祉協議会の会報などを通じて不要品の寄付を呼びかけ、ことしは燕市職員からも不要品を出してもらった。
毎年、石けんやタオルから先に売れ、開場の1時間も前から来場する人もいる。どこにどんな品物が並ぶか頭に入っているベテラン買い物客もあり、毎年500人前後の来場者でにぎわっている。
このほか地元の新鮮野菜や「ハンドメードブックの会」による人気の手芸品の販売、飲食コーナーでは焼きそば、おでん、五目寿司の販売、福祉コーナーで介護用品の展示や介護相談も行い、午後1時に終わる。
平成8年から毎年、開いているチャリティーバザーで、昨年は26万円余りの収益を寄付し、これまで16回の寄付額は合計403万円余りにものぼっている。
各企業へ寄付に回っているのは、同協議会会長の竹野千恵子さん(82)=燕市杉名=。28日は会場で商品の仕分け作業を行った。寄付を求められる前から先に商品を用意している企業も多く、「ありがてーわね」と感謝する竹野さん。「死ぬまで来いねって言ってくれるとこもある」と笑い声もにぎやかに作業に精を出していた。寄贈品を寄せた企業・団体は次の通り。
▲サミット工業(株)▲エコー金属(株)▲ニシカタ▲(株)曙産業▲小林工業(株)▲(株)タマハシ▲ミネックスメタル(株)▲早川器物(株)▲(株)本間製作所▲田三金属(株)▲大泉金物(株)▲竹井器物製作所(有)▲青芳製作所(株)▲燕物産(株)▲三宝産業(株)▲(株)佐野製作所▲佐藤興業(株)▲(株)サクライ▲藤寅工業(株)▲捧商事(株)▲丸山ステンレス(株)▲(株)カクセー▲(株)エムテートリマツ▲江部松商事(株)▲ホクエツ(株)▲(株)旧本サンライズ▲和平フレイズ(株)▲遠藤商事(株)▲遠藤孝商店▲(株)東陽理化学研究所▲新越金網(株)▲(株)イケダ▲(株)エンテック▲ヨシカワ▲ナガオ(有)▲燕市役所福祉課▲吉田金属工業(株)▲(有)片力商事▲平田商事▲長谷川金属(株)▲(有)片力商事▲紅屋呉服店▲衣料の店 七里▲かなや▲まぜや呉服店