太陽光発電でクリーンエネルギーの推進、発電の収益を「燕市子ども夢基金」に充てようと燕市が公募した「燕子ども応援 おひさまプロジェクト」に屋根貸し出し候補施設20施設、発電事業社6社の応募があった。
屋根貸し出し候補施設に発電事業者が太陽光発電施設を設置。発電事業者は屋根貸し出し施設に売電収入の5%以上を賃料として支払い、屋根貸し出し施設はその賃料収入の20%以上を燕市子ども夢基金に寄付。結果的に売電収入の1%以上が燕市子ども夢基金に回る仕組み。
屋根貸し出し候補施設は、公募が民間施設で9社の9施設で合わせて4万5,111平方メートル、市有施設で小中学校11施設の計20施設で1万0,530平方メートル。合わせて5万5,000平方メートルを超え、ことし8月に燕市・吉田南最終処分場跡地約4万平方メートルを市が無償貸与して開設されたメガソーラー発電所に匹敵する規模になる。
発電事業者の応募は市内2社、市外4社。来年3月以降の太陽光発電設備設置、発電に向けて市は、11月下旬までに屋根貸し出し施設と発電事業者のマッチングを進め、選定に入り、その後は電力会社と調整する。成立しない可能性があるので企業名は公表しない。
応募のあった屋根貸し出し施設は、主に工業団地の工場棟や倉庫。発電事業者は、電気工事業やすでに発電事業に取り組んでいる企業など。