燕市産業史料館は、キセルのピンバッジ、ネームタグに続くオリジナルミュージアムグッズ第3弾としてとして1日から約1/3スケールのミニチュアスプーンを販売する。
(株)荒澤製作所のNo1800「フランシア」シリーズ、燕物産(株)の「翁面(おきなめん)」、山崎金属工業(株)の「COBRA(コブラ)」の各社の自信作のスプーンをミニチュア化した3種類。いずれも長さ約6.5センチ、洋白銀仕上げで販売価格は2,500円。
(株)荒澤製作所のNo1800「フランシア」シリーズは、ロココ調の唐草文様を配した伝統的なアウトラインの洋食器。荒澤製作所は、燕市最古の老舗メーカーのひとつで、今では常識となったステンレス素材を他社に先駆けて導入したパイオニア的存在だ。
燕物産(株)の「翁面」は、昭和初期に彫金師原秀清が、能楽のおもてを金型に彫金した傑作。翁の和やかな眼差しや長寿髭を繊細に表現し、洋食のスプーンにめでたい翁面を彫り込んだ珍しい逸品。
山崎金属工業(株)の「COBRA」は、世界的に有名な超能力者ユリ・ゲラーと対決し、見事に勝利したスプーンをミニチュア版で復刻。欧州向けの商品で、太い首元が特徴の美しいウェーブからなるシンプルでありながら存在感のあるデザイン。