燕市燕地区の13のボランティア団体が加盟する燕ボランティア連絡協議会(竹野千恵子会長)と燕市社会福祉協議会(青柳芳郎会長)は2日、燕市老人福祉センターで第17回歳末たすけあいチャリティーバザーを開き、地元企業から寄贈してもらった製品を中心に破格の安さで販売して大勢の来場でにぎわった。
会場には地元の45の企業・団体が寄付してくれた数千点がずらり。衣類以外は価格別に並べ、10円コーナーでもコップ、プラスチックのスプーンやフォーク、ワインオープナーと選びがいのある豊富な品ぞろえで、500円以下のコーナーに鍋やフライパン、包丁などほとんどの商品が並んだ。
好天にも恵まれて、ことしも午前9時半の開場より1時間も前から訪れる人があり、百人近くが開場を待つ人気だった。市価とは比べものにならない安さに値段で購入をためらうことはなく、ろくに値段を見ず、財布とも相談せずに必要なものを必要なだけ買っていた。
ほかにも焼きそばやおでんの販売、輪投げコーナー、車いすの展示、地域包括支援センターによる血圧測定のコーナーも。年配の人の来場が多かったが、子ども連れの来場もあり、食事をして帰る人も多く、終わりの午後1時までにぎやかだった。
毎年、収益金を全額、県共同募金会へ寄付している。昨年は26万4,288円を寄付し、過去16回の寄付は総額403万8,052円にものぼっている。