燕三条地場産業振興センターは7、8、9の3日間、同センター開館25周年特別記念事業「大じばさん展」と恒例の「年末刃物特価市2012」を開き、県央地域をはじめ全国各地の特産品や地場産品の「うまいもの」や「いいもの」の販売や包丁研ぎ、包丁・鍋・園芸はさみ下取りフェアなど盛りだくさんのイベントを行う。
「大じばさん展」は、昭和63年の会館から5年ごとに開いており、今回は5回目で、四半世紀の節目。北海道から九州まで全国の地場産センターや企業など25件が出店し、各地の地場産品や県内の特産品を集めて販売する。
北海道の「白クマ塩ラーメン」やオニオンコロッケ、八戸市の「せんべい汁」、足利市の「佐野ラーメン」、京丹後市の殻つきカキ、五條市の柿の葉寿司、桐生市の綾織作務衣など数多くの特産品が並ぶ。
昭和63年5月2日のオープンから25周年を記念して、同センターと同じ25歳になる人(昭和62年12月7日から63年5月2日生まれの人)各日先着50人に生めんのセット「燕・背油ラーメン、三条・カレーラーメン対決セット」をプレゼントする。対象者は運転免許証などを持参する。
年末恒例となった「年末刃物特価市」は、燕三条地域を中心に製造された包丁、鍋、ザル、園芸用品、大工道具など、同センターの即売場で販売している通常価格をさらに値引きした期間限定特価で販売する。
包丁・鍋・園芸はさみ下取りフェアは、使わなくなった包丁や鍋などを下取りし、1点に付き1枚、同商品を買い替えるのに期間中使える10%の割引券と引き換える。2009年から行い、昨年は1,000点以上の持ち込みがあり、地域でつくる高品質な品物を割引で買えると買物客に好評だった。
このほか、8、9の2日間限定で、包丁研ぎ、まな板削り、ラシャ切鋏研ぎの実演を午後3時まで行い、それぞれ有料で受付ける。包丁研ぎは1丁500円から、まな板は各日先着50枚までで片面500円から、ラシャ切は1丁900円から。
また、農産物・加工品販売、北海道味覚市、うまいもの市、7日のみ先着100人にロールケーキプレゼント、8日と9日の2日間は包丁研ぎ教室と竹細工工房も行う。
大じばさん展と年末刃物特価市は、午前9時半から午後5時まで、最終日9日のみ午後4時まで。入場無料。