燕市とのコラボ事業でもすっかりおなじみのヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」が3日、FA(フリーエージェント)権を行使すると発表。燕市が獲得に乗り出すかどうか注目される。
つば九郎は来季で20年になるが、これまでFA権を行使しなかった。移籍してもつば九郎の名前は変わらないので、野球界以外の業種からのオファーを待っている。すでに企業からのオファーがあり、さっそく一日社“鳥”も実現するという。
このチャンスを燕市が指をくわえて見ているはずはない。つば九郎は2011年5月に田んぼアートの田植えに参加するため、初めて燕市に飛来した。つば九郎が東京から外へ出たのはこれが初めてだった。
さらに燕市は、つば九郎人気に乗っかって、つば九郎米やつば九郎をデザインしたエコカップも発売しており、燕市とつば九郎は相思相愛だ。
鈴木力市長は5日更新したブログで、つば九郎のFA宣言を「ビッグニュース」と受け止め、「燕市としてこのチャンスを逃してはいけませんね。さっそく大量にる〜びいを調達しなくては…」と、つば九郎獲得に意欲満々だ。