6日、元防衛相の小池百合子氏が衆院選の遊説で本県入りし、午後5時20分から三条市内で演説した。
厳しい冷え込みでみぞれも降るあいにくの荒天に見舞われ、ダウンのコートにマフラーを巻いた小池氏は、傘を差してもらいながら200人近い支持者の前で演説した。
小池氏は「姉貴分のわたし、小池百合子でございます」と自己紹介。「これまで女性議員だといって、おもしろいじゃないか、この新潟では何人かおられるけれども、それで新潟が良くなりましたか?」、そうじゃないと言うなら「それは能力の問題」と現職議員に矛先を向け、「東日本大震災があって無茶苦茶な危機管理を見てたらもうついつい口を出したくなるというもの」と民主党政権を批判した。
「一日も早く政権を奪還しなかったらこの日本がもたない」。最近の近隣諸国の日本に対する姿勢は「日本のわきが甘かったから」で、12もある党は「2年後、3年後にいくつ残っているでしょうか」と自民党の歴史の重さを強調し、「もう一度、政権を担わせていただきたい」、外交力、経済力、教育力、安全保障を取り戻すと約束した。