衆院選立候補者の応援で自民党の中曽根弘文参院議員が、7日正午前から三条市・セブン-イレブン三条西裏館店前で街頭演説した。
本格的な雪が降り続く厳しい冷え込みのなか、約100人が集まり、中曽根参院議員は黒いコートを着てマイクを握った。
今回の選挙は日本の「将来を決める本当に大事な選挙」で、民主党政権で日本は混迷、衰退しつつあり、それらの状況から脱却して景気と国際的な信頼を回復し、「一人ひとりが安心して暮らせる社会にしなければならない」とした。
自民党は景気回復を最優先に掲げ、金融緩和で資金が回るようにし、雇用が安定し、給料がちゃんともらえればモノを買ってもらえ、それで景気がますます良くなる。政策、理念がまったく違う人たちが集まっている政党に国を任すわけにはいかない。「何としても自民党が中心になり、公明党さんと一緒になって」政権を担当させてほしいと求めた。
日本維新の会についても言及し、石原慎太郎代表は前東京都知事、橋下徹代表代行は大阪市長で「この人たちに地方のことはわかるんでしょうか」と疑問を投げかけ、さらに橋下代表代行について「国政は片手間でやるもんじゃありません」、「大阪市民ももっと怒らなきゃいけない」と批判し、「まじめにこの国の政治を担当させていただく自民党、ぜひ応援してください」と求めた。