燕三条地場産業振興センターは7、8、9の3日間、同センター開館5周年特別記念事業「大じばさん展」と「年末刃物特価市2012」を開き、全国各地の「うまいもの」や「いいもの」の販売、地元メーカーの刃物や金物の特価販売をはじめ、鍋・包丁・園芸鋏の下取りフェアなど盛りだくさんのイベントを行っている。
同センターの多目的大ホール全体が会場で、全国地場産センターコーナー、北海道味覚市、うまいもの市、金物特価市、農作物・加工品直売コーナーなど、食品や特産品など全国からの出店者が自慢の商品をずらりと並べている。
包丁・鍋・園芸はさみの下取りフェアは、使わなくなった包丁、鍋、園芸はさみを下取りし、1点に付き1枚、同商品を買い替えるのに金物特価市開催期間中に使える10%の割引券と引き換えている。地場製品をさらに安く買えるとあって、昨年は計1,000点以上が持ち込まれた。
初日7日は、一日中雪の降る荒天で出足は今ひとつだったものの、会場内に入ってしまえば暖かく、来場者はゆっくりと見て回り、目当ての品や好みの品物を購入していた。また、年末刃物特価市では三条、燕の包丁メーカーが出店しており、一般用向けからプロ向けなど用途にあわせたアドバイスを受けながら品定めをしている人もいた。休日となり、包丁研ぎやまな板けずりなどの実演も行われる2日目からはかなりの混雑が予想される。
大じばさん展と年末刃物特価市は、午前9時半から午後5時まで、最終日9日のみ午後4時まで。入場無料。