17日朝、三条市帯織地内で住宅1棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が発見された。
火事があったのは、三条市栄地区の帯織会館付近。無職浅賀清さん(89)方の木造2階建て住宅1棟約120平方メートルを全焼した。午前9時半現在で、浅賀さんの妻キヨさん(85)のゆくえがわからなくなっている。
三条署によると、浅賀さんはキヨさんと2人暮らしのようで、出火当時2人は家におり、浅賀さんの無事は確認されている。発見された遺体の身元や出火原因などについて、警察と消防で調べている。
出火当時、濃い霧が発生しており、鎮圧状態になってからは霧と白い煙の区別がつかないほどで、付近は白く数メートル先も見えないこともあった。