燕市国上、道の駅国上のふれあいパーク久賀美は15日、恒例のクリスマスケーキ作り体験教室を開き、親子15組、おとな5組の約60人が参加してケーキ作りのあと、ハンドベル演奏を聞いて一足早くクリスマスムードを味わった。
クリスマスにちなんだ毎年恒例の教室。ことしも6号のスポンジケーキに生クリームやイチゴ、黄桃、サンタクロースのチョコレートプレートをデコレーションしてオリジナルのクリスマスケーキを完成させた。
完成したケーキを前に、エプロンと三角巾を着けたまま職員がふんするサンタクロースと並んで記念写真をパチリ。ホールケーキ用のパッケージに入れれば市販品と変わらない完成度に大満足だった。
ケーキは持ち帰るので代わりに米粉で作ったシフォンケーキを食べながらハンドベル演奏を楽しんだ。演奏したのは長岡市のグループ「ベルフィール」の女性4人。以前から出演を依頼していたが、この時期は1年で最も忙しくて日程が合わず、数年越しでようやく実現した。
4人のメンバーはテーブルに40を超すハンドベルを並べ、クリスマスソングの「ジングルベル」、「聖しこの夜」など5曲を演奏。ハンドベルを手に持って振るだけでなく、「マレット」と呼ぶばちでたたいたり、ベルの内部にある振り子のような「クラッパー」という部分を弾いたりするテクニックも使って温かみのある柔らかな音を響かせた。館内にはクリスマスツリーも飾ってあり、すっかりクリスマスムードになっていた。