県下一斉歳末特別警戒が行われた21日夜、三条署(小林国夫署長)でも本寺小路周辺のパトロールや管内3カ所での交通検問を行った。
午後7時から同署で出発式を行い、警察官45人近くと来賓の斉藤弘文三条商工会議所会頭、加藤紋次郎三条市交通安全協会会長、加藤敏敦三条地区職場警察連絡協議会会長、土田英雄三条市自治会長協議会会長、生田睦三条市市民部環境課長の5人の計50人ほどが出席した。
小林署長は訓示で、「年末まで残りわずかとなりましたけど、三条市民の安全安心を守るために各班長の指揮のもと、犯罪の抑止、交通取り締まり、全力を挙げて目的を達成してほしい」と願った。
玄関前に警察官44人が整列し、来賓の見守るなか小林署長に代表警察官が出発申告。駆け足でパトカーに乗り込み、赤ランプをつけて出動し、それぞれの活動場所へ向かった。
本寺小路周辺では、小林署長や来賓とともにパトロールを行い、各店を回って飲酒運転防止をやオレオレ詐欺や暴力団排除についてのちらしを配布するとともに、パトカーから駐車違反防止なども呼びかけた。
午後8時過ぎからの検問では、三条、栄、下田の各地区1カ所の計3カ所に設置。三条地区は三条市役所前で行い、本寺小路方面から国道289号線方面に向かう車両を止めて、免許証の提示を求めた。
あわせて「特別警戒中です」、「冬場は路面状況が悪くなり、事故が多いので安全運転でお願いします」と呼びかけた。
この日の特別警戒では、酒気帯び運転1件、免許証不携帯3件、シートベルト未着用1件の計5件の交通違反を取り締まった。