燕市分水地区のギフト&ギャラリーマツイ(松井敬介社長・新興野)では、来年1月20日まで同店のギャラリースペースで「日本画 絹絵 〜やすらぎ展〜」を開いており、分水出身のせいだみえこさん(66)=新潟市西区=が描いた作品18点を展示している。
絹のカンバスにアクリル絵の具で彩色した作品。鮮やかな発色になるまで何度も色を塗り重ね、カンバスの中に溶け込むようなやわらかな風合いでヒガンバナ、ボタン、ヤエザクラ、フジなどの花を中心に描いている。正月を飾るにふさわしい初春を告げるような作品ばかりだ。
同店はギフトショップなので以前は店内にぎっしりと商品が並べていたが、今はカタログで取り寄せが主流。商品を展示する必要性が少なくなったことから、商品の陳列を減らして空いた空間をギャラリースペースに充て、1、2カ月のサイクルで作品展を開いたり、アレンジメントのレッスンを開いたりしている。
せいだみえこさんの日本画展は3年ぶり2回目。「量産とは違う味わいがすてきで、新築祝いにも喜ばれますね」と同店の松井弘美さん。「用事がないと店に入れないと思われる方もいると思いますが、作品を見に気軽に立ち寄ってもらえれば」と話している。休みは不定期で年末年始は休業。午前9時から午後7時ころまで営業している。問い合わせは同店(電話:0256-98-5666)へ。