クリスマスカード代わりに野球場のスコアボードに光輝くメッセージをと、三條機械スタジアム(柴山昌彦GM・三条市月岡)は22日、スコアボードに希望したメッセージを無料で表示する「聖夜 in 三條機械スタジアム」を行い、申し込みのあった74件のメッセージを次々と表示した。
野球場を利用できない冬期間、施設を生かして地域にサービスできないかと3年前から毎年、クリスマスメッセージの表示を行っている。ことしは昨年の60件を上回る74件の申し込みがあった。
うち、まとめて申し込みのあった市内のなでしこ青空保育園が40件、三条白百合幼稚園が29件で、この2施設の申し込みだけで大半を占めた。スコアボードには最大102文字を表示できる。メッセージの内容は子どもから親への感謝や将来の夢が多かった。
「おしごとがんばって!」、「おおきくなったらおはなやさんになっておきゃくさんにあげたい。」、「ママとパパこれからもなかよくね。」、「おかあさん、おいしいごはんをつくってくれてありがとう。」。
なかには「ママいつけっこんしたの?パパいまなんさいなの?」とメッセージ入力の作業を爆笑させる迷文も。また、子ども以外では女性の名前のメッセージで「あなたとの出会いは、神様からのプレゼント。」というものもあった。
ホワイトクリスマスなら最高だったが、あいにくの雨。照明をともし、スタジアムにはクリスマスソングを流してクリスマスムードを演出した。メッセージを申し込んだ人たちは、記者室やグラウンドからメッセージを見学した。
自分で考えたメッセージが表示されると「出たよ!」と写真を撮るなど親子一緒ににこにこ。すぐに帰らず、友だちの分のメッセージも見学し、スコアボードに自分のメッセージが表示されるスペシャル感を楽しんでいた。