燕市・分水商工会青年部(久須美哲朗部長)は、サンタクロース事業としてことしもクリスマスイブの24日夜、サンタクロースにふんして保護者に代わって58世帯の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けた。
クリスマスの夜、良い子のところにサンタクロースがプレゼントを持ってやってくるという夢を子どもたちに与えられたらと毎年恒例の事業で、ことしで14年目。燕市分水地区の就学前の子どもを対象に、希望した世帯に保護者が子どものために購入したプレゼントを保護者に変わって届けている。
部員16人が参加して2人1組になり、ひとりはサンタクロース、ひとりは配達先を車でナビゲーションするトナカイ役となって巡回した。
訪問先の家は、玄関のドアノブに下げたタオルが目印。サンタクロースが「今晩は〜!」と家に入ると、サンタクロースの意味がまだ良くわからず、見たこともないような全身真っ赤なファッションに「いや〜だ〜!」と泣く子どももいて、部員も「泣くなよ〜」。
それでも「いい子にしてたかな〜。はい、プレゼントです」とカラフルな包装紙やリボンで飾られたプレゼントを差し出しすと、子どもたちに笑顔が戻って「ありがとうございます」。サンタクロースは「じゃあ、またいい子にしててね。来年も来るからね」と次の家へ向かっていた。